息子の4年間の不登校~不登校脱出の記録

小学校で4年間不登校だった息子(現在中1)のこれまでの記録

中1終業式!今の息子はこんな様子です。

冬休みですね。

不登校の子どもたちは、学校が休みになると罪悪感が減ってほっとできるとき。

親御さんたちは、来年どうなるか、、、という不安もあるかと思いますが

せっかく学校が休みで明日の登校のことを考えなくていいのですから

ここはいったん心配なことはおいといて

のんびり心安らかに過ごせますように…!

 

 

クリスマスの25日は中学校の終業日でした。

(セイの学校は前後期制のため、通知表はありません。)

 

中学1年生の生活が9か月過ぎて、入学当初は週に1~2日休みながら登校していましたが、今は毎日登校できるようになっています。

 

以前は友達もいなく、休み時間は“ぼっち”で1人で机で本を読むか、図書室に行ったりして時間をつぶしていたそうですが、今はたくさん友達ができて休み時間はたくさんからまれているそうです。放課後に約束して遊びに行くようにもなりました。

 

不登校期間に勉強は大嫌いになっていて、定期考査もさんざんな結果でしたが、9月頃から将来の目標を持つことができるようになって、今は勉強も頑張っています。

数学は小学生の問題集に戻ってやり直しています。

(これまでの詳しい話はおいおい書いていきたいと思います。)

 

冬休みを待ち遠しく思っていましたが、いざ休みになると「少し学校に行きたい気もする~」なんて言っています。友達に会いたいそうです。

1年前のセイとは別人のようです。

こんなに変われるんだなぁ、、と思うし、自分でも自分の変化を感じているそうです。

 

不登校になったばかりの小2の頃のセイは、同級生の文句ばかり言っていました。

毎日毎日、学校から帰るとクラスメイトのこんなところが嫌だ、こんなこともする、こんな風にも言う、、、と愚痴ばかり。

聞いているのも疲れるし、性格が悪すぎるのではないかと心配にもなりました。

 

これ、結構不登校になる子どもあるあるです。

自信がなくて、自分を嫌いな人は、人にも良いところを見いだせず悪いところしか見えなくなります。

自分に自信を持てるようになると、他人の良いところも見えるようになります。

自信があれば、自分の短所を許せるようになるので、他人の短所も許せるのです。

 

短所と思っていることが、見方を変えたら長所だったりします。

それに気が付かず、自分には良いところなんてないと思い込んでいることも多いのです。

親御さんも、自分に厳しい人は子どもへの見方も厳しいことがあります。

 

子どもの短所と感じているところ、それは本当に短所でしょうか?

違う角度で見たら、長所にはなりませんか?

長所があると感じたら、子どもさんにぜひ教えてあげて下さい。

あなたにはこんなに良いところがあるよ、と。

 

そういう言葉が子どもの大きな力となっていくはずです。

 

冬休み、家族でゆっくり過ごして心を癒して

さらに自分の長所をたくさん見つけて、力を溜められたら

来年の活力となることと思います。