ランドセルも1年生のようにピッカピカでしたが、卒業して早々に、リメイクに出しました。カードケースやペンケースにしていただきました。
職人さん、嫌にきれいなランドセルだなぁ、って思いながらリメイクしたんだろうな、なんて想像しながら。
新品のように綺麗なランドセルを見るのは苦しい気持ちでしたが、リメイクした今は、親子で頑張ったあの頃の良い思い出となりました。
不登校の期間は、本当に苦しくて辛かったですが
息子と一緒にたくさん悩み考え、一緒に乗り越えて、強い絆と信頼関係ができました。
二度とあんな時間は過ごせない、今となってはとても大切な思い出です。
毎日のように公園に行って自然に癒されて
お互いを励まし合いました。
セイが時々「もう一度、あんな風に過ごしてみたいと思う時がある」と言います。
今思えば、あの頃、わたしがセイに寄り添っていたのではなくて
セイがわたしに寄り添ってくれていたのかもしれません。
自分に自信がなくて、自分を好きになれなくて
それでもなんとか生きてきたわたしが
「親になったのだから、もっとちゃんとしなくては、もっと頑張らなくては」
と必死できっと限界になっていて、
そんなわたしを休ませるために、
じゅうぶん頑張ったよと気づかせるために、
セイがパニックを起こして不登校になったのかもしれないな…。
ありがとうね。
子どもは天使ってほんとうです。